地合いに左右されず利益を出せそうなロングショート戦略を検討中

私は配当金狙いの株式投資を中心におこなっていますが、銘柄調査が落ち着いて余裕が出てくると「もう少し自力で利益を出したい」という気持ちが顔を出してきます。

その結果、

していたのが2018年です。

これらによって得られた知見の中で特に強調したいのは以下の2つです。

  1. 買いのみ、売りのみはどうしても地合いに左右されやすい
  2. コンスタントに利益が確定するのは心地よい

そして、この2つの知見から浮かび上がってきたのがロングショート戦略です。

行きついた先はロングショート戦略

ロングショート戦略とは

ロングショート戦略とは、ロング(買い)とショート(売り)を組み合わせることで相場変動の影響を抑えつつ利益を狙う戦略のことです。

ロングとショートを併用する投資方法を何と呼べばいいかググっていたら「ロングショート戦略」という言葉が見つかりました。

要はサヤ取りの一種で、斬新な手法でもなんでもなく昔からある古典的な手法です。

ここでは単に「ロング(買い)とショート(売り)を併用する売買手法」くらいの意味でロングショート戦略という言葉を使っています。

私がしようとしていることからすると、ペアトレードと呼んだ方が意味がより正確かもしれません。

売買の組み合わせとしては、

  • 割安株をロング、割高株をショート
  • モメンタムの強い株(業種)をロング、モメンタムの弱い株(業種)をショート
  • 個別株をロング(あるいはショート)、指数連動ETFをショート(あるいはロング)

など様々なパターンが考えられます。

ロングショート戦略に行きついた理由

「これはいける!」と思って買った株が、地合いが悪いというだけで前日比マイナスの株価推移となってしまうのは非常にもどかしいです(地合いがトントン以上なら上がっていたのかどうかはまた別の話)。

しかしロングショート戦略であればマクロな相場変動の影響を抑えた損益が期待できます

地合いがどうであれ、銘柄についての予測が当たれば、つまり買った銘柄が売った銘柄よりも相対的に上がれば利益が出るのです。

地合いが悪くても、買った銘柄Aが-1%、売った銘柄Bが-2%ならトータルで+1%の利益となる。

また、私が検討しているロングショート戦略はデイトレードでもあります。

なぜなら、引け後の開示で材料が出てシナリオが崩れるリスクを小さくしたいからです。

せっかく地合いの影響を受けづらくしているのですから、その他の予期せぬ事態もできることなら回避したいものです。

そしてデイトレにすることで損益を着実に確定させていくことができます。

FXの自動売買を始めて分かったのですが、コンスタントに利益が確定されて積み重なっていくのはとても心地が良いです(検討中のロングショート戦略では利益だけでなく損失が出る日もありますが)。

私は正直なところ利確が苦手です。どのくらい株価が上がれば妥当なのか、売るべきなのかという判断を下すのに結構なエネルギーを使ってしまいます。

その点、ルールに則ってデイトレをしていれば強制的に利益あるいは損失を確定させていくだけですから、無駄にストレスを感じず売買ができると思われます。

逃げの思考に思えなくもありませんが、自分がストレスを感じずにできる投資法で利益を上げられるのなら、それに越したことはないでしょう。

実践してみたらやっぱり合わなくてダメでした…となる可能性はもちろんありますが、もしそうであれば止めればいいだけです。

検討中の売買方法

信用取引でのデイトレを繰り返す

いま考えているのは以下のような売買方法です。

  1. 個別株で買いと売りのペアを決める
  2. それぞれでほぼ同額になるように、寄り付きで信用取引でポジションを作る
  3. その日の大引けにすべて反対売買をして損益を確定させる
  4. 1~3を繰り返す

日を跨ぐことによるギャップアップやギャップダウンは取れませんが、大引け後に材料が出るリスクは避けたいのと、毎日きっちり損益を確定させたいことからデイトレの形を考えています。

ただし、肝心のペア決めやエントリータイミングについてはまだまだ検討中です。

急ぐ必要はないので、核心部分についてはこれからじっくり煮詰めていこうと思います。

また、当初は毎日売買を繰り返すことによる手数料負担が気になっていましたが、SMBC日興証券のダイレクトコース(※)なら信用取引の手数料が0円なので手数料は気にしなくて良さそうです。

※支店担当者が付かず、自分でパソコンやスマホで取引をする、いわゆるネット証券と同様のコース。

幸いIPO投資を始めた時に口座開設は完了していたので、ロングショート戦略を実行に移す時はSMBC日興証券の口座を利用することになると思います。

具体的な検証作業の一部

例えばですが、関連の強そうな2銘柄(日本電信電話とNTTドコモ)の株価推移を並べてみると以下のようになります。

そして、6月25日から12月31日までの約半年間、以下の取引をした場合にどうなるかをシミュレーションしてみました。

  • 寄りで日本電信電話を200万円分売り、NTTドコモを200円分買う
  • 引けで全て清算(持ち越しはしない)
  • 手数料は0円、信用金利・貸株料は年利2.5%で計算

結果、累積利益の推移は以下のようになりました。

当然ながら損をする日もあれば得をする日もあります。

また、時期によって何となくの方向感もありそうですが、大きな方向性をつかめていれば利益を出せるように思えます。

同様のことを、NTTドコモ売り、KDDI買いで行った場合の結果は以下のようになりました。

こっちも雰囲気は良さげですが、さすがに「よし、このルールで取引していこう!」とまでは思えません。

最後に

売買する銘柄のペア選びからルール作りまで、決まっていないことは多々あります。

とりあえずデイトレにするということだけ決まっている状態です。

今後、さらに検証を重ねて実用レベルまで持っていけたらなぁと思っています。

【追記】