ロングショート戦略、こんな感じでいこうと思ったもののやっぱりやめることに

こちらの記事で書いたようにロングショート戦略を色々と検討していたわけですが、結果的に「やっぱりやめた」となりました。

検討していく中で良さげなプランを見つけられたものの、それを実践した時のことをイメージしてみたところ、

  • 数日で売買が面倒になりそう
  • はじめから損失が続いた時にメンタルが負けそう

という情けない光景が浮かんだのです。

これでは始めたとしてもすぐに投げ出してしまいそうなので、今回はロングショート戦略を見送ることにします。

でも、良さげなプランをせっかく見つけたのでここに書いておくことにします。

実際にやってみて上手くいくか、他のプランよりパフォーマンスが良いかは分かりませんけどね。

ロングショート戦略の検討中に見つけた良さげなプラン

簡単に言うと、ある条件に従ってNTTドコモ200株を空売りし(あるいは買い)、日本電信電話100株を買う(あるいは空売りする)というプランです。

このプランで2016年1月から売買を繰り返していくと、累計損益はこんな感じで推移することになります(手数料0円、金利は無視して計算)↓

ちなみに、同じ方法で他の銘柄ペアもいくつか試してみましたが結果はいまいちでした。

NTTドコモと日本電信電話の株価推移はこんな感じで、基本的には似たような値動きをしています↓

青色:NTTドコモ 橙色:日本電信電話

そして、各日の株価で 日本電信電話÷(NTTドコモ×2) を計算すると下のようなグラフが出来上がります(NTTドコモの株価を2倍しているのは単なる水準調整のためで、今思うとしなくても良かったです)。

この日本電信電話÷(NTTドコモ×2) の比(以後、日ド比)が大きい時は日本電信電話が割高(NTTドコモが割安)で、小さい時は日本電信電話が割安(NTTドコモが割高)と言えます。

しかし、この日ド比に関しては絶対的な基準はありません。

そこで、「過去3日間の日ド比の平均」と「前日の日ド比」を比較することで、どちらの銘柄が割高(あるいは割安)なのかを判断することにしました。

売買の条件をまとめると以下のようになります。

  1. 「前日の日ド比」が「過去3日間の日ド比の平均」よりも大きければ、日本電信電話が割高と判断して日本電信電話100株を空売り、NTTドコモを200株買い。そうでなければ逆の売買。
  2. その日の寄付きで「1」の売買を行い、大引けで逆の売買をして損益を確定させる。

これを毎日繰り返した結果、利益がこれだけ積み重なったというシミュレーション結果が最初のグラフです。

日本電信電話1株あたりの金額になっているので100倍して約40万円の利益が出たことになります。

1年あたり14万円ほどの利益でしょか。

手数料0円はSMBC日興証券を利用すれば0円にできます。金利は無視して計算したので、加味するともう少し利益は減ります。

運用額を増やせば利益ももっと増えることになります。

腑に落ちればそこまで難しい考え方ではないと思いますが、こうやって書いてみるとややこしいですね。

また、当然ながら、過去3年間のバックテストが好調だったからといって、今後もこれが続くとは限りません。

ロングショート戦略の定番とは異なるので注意

先ほど書いた良さげなプランは、デイトレで毎日損益を確定させたいという私の都合に合わせて考えられたプランです。

ロングショート戦略の定番は、

  • デイトレではなく数日~数ヵ月のスパンで
  • 割高、これから値下がりしそうな株を売る
  • 割安、これから値上がりしそうな株を買う
  • 売買する銘柄ペアを複数用意(銘柄分散)して期待値に近い成果を目指す

といった感じだと思います。

ペアは作らずに複数銘柄を買い、複数銘柄を売りとしている人もいます。

いずれにしても、先ほど紹介したプランはだいぶ変な部類ですので、その点はご注意ください。

最後に

安定感を求めるなら複数銘柄で運用しないといけないのですが、今回のプランが上手くハマる銘柄ペア探しに苦戦しそうだったのも諦めた理由の一つです。

どのみち売買が面倒で投げ出しそうではあります…。

色々と数字をいじるのは好きなので、気が向いたらまた何か検討するかもしれません。