蔵王産業【9986】は「買い」なのか。業績や配当金、今後の見通しなどから考える

蔵王産業は清掃・環境関連機器の輸入および製造・販売を行っている会社です。

配当金界隈ではそこそこ有名な銘柄のようで、他の方のブログを見て回っているとちょくちょく見かけます。

有名どころだと こびと株.com さんとかですね。

蔵王産業だけで見れば買いたい水準ではあるのですが、他の銘柄の方が優先度が高いため手を出せずにいます。

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業績・年間配当・配当性向の推移

売上高
(億円)
営業利益
(億円)
年間配当
(円/株)
配当性向
’11/3 52 6 31 51.3%
’12/3 61 8 36 46.0%
’13/3 66 9 44 45.8%
’14/3 69 9 46 47.5%
’15/3 72 10 50 50.9%
’16/3 68 10 55 52.4%
’17/3 69 10 55 45.2%
’18/3 72 11 61 48.8%
’19/3
(予)
74 11 61 48.1%

売上、利益ともに急激に伸びているわけではありませんが、ここ最近は着実に伸ばして生きています。

それに伴い増配も繰り返しており、配当金狙いで買うにはもってこいな感じです。

配当性向は毎年50%前後となっており、今後もこの傾向が続くものと思われます。

自己資本比率は80%超、流動比率は800%超と財務面は盤石です。

「利益配分に関する基本方針」を見てみる

4月の終わりに開示された平成30年3月期 決算短信から、利益配分に関する基本方針を見てみます。

当社は、株主への利益配分と会社の体質強化のための内部留保との調和を図りながら、配当につきましては配当性向重視の方針を継続してまいります。今後の配当金額の決定につきましては、長期的な観点で当社株式を保有していただくため、当社グループの事業展開や財務状況のほか会計基準の変更等特殊要因による業績変動等を総合的に勘案し、毎期の業績に応じて配当性向50%程度を目標として行ってまいります。

出典:蔵王産業 平成30年3月期 決算短信

配当性向重視ということを明言しており、「配当性向50%程度」という表現も使われていましたね。

これは業績が伸びている時は増配も視野に入れつつ配当金を出していくということを意味していますが、逆に業績が悪化した場合にどうなるかは気になるところです。

業績悪化時も律儀に配当性向50%を守れば減配となってしまいます

一応リーマンショックのころまで遡って配当金額を見てみたら、さすがに1年間は減配となっていましたが、翌年にはまた元の株価に戻っていました。

財務面が盤石なことを考えると、一時的に減配となることはあっても、長期的に配当金が低迷するということは考えづらいです。

蔵王産業の株を買って早々に○○ショック的なものが来たらそれはそれで運が悪いですが、その時は潔く買い増していけば、数年後には「安く仕込めて良かった」と言っていられる可能性が高そうです。

調査時点での株価と配当利回り

年始に2000円超の高値を付けて以来、ずるずると落ちてきてちょっと反発したかなという状況です。

しかしここ最近(5月中旬)ではまた下げ気味で推移しています。

少しずれますが「配当金狙いの株式投資において、権利日の前後どちらで買うのがベストか」という検証もしてみたので参考までにリンクを貼っておきます。

日経平均との比較

過去5年間のパフォーマンスを日経平均と比べてみました。

こう見ると、ほぼ日経平均と同じように推移してきていて、年末年始で跳ね上がった分が元に戻っているだけに見えますね。

一方、過去10年分で比較してみると…

蔵王産業、強い…!

利回りが高いので株価自体のパフォーマンスは微妙なのかと思っていましたが、むしろ日経平均より高いパフォーマンスだったとは驚きました。

最近の株価動向(10/19日現在)

一時はトレンド転換できそうだったのですが、まだちょっと厳しそうです。

売買の履歴

まだありません。