「予測を当てる」ことと「予測に基づいて勝つこと」には雲泥の差がある

10月の終わりに、「もしも直近で空売りを仕掛けるならこんな感じ?」という記事を書きました。

そのころは日経平均が21000円台だったので、リバウンドで22000~23000円辺りになったタイミングで空売りを仕掛ければ、次の下落で稼げるだろうと予測したのです。

その後どうなったのかというと、日経平均は22500円ちょいまで上昇してから再び下落し、22000円を割り込んでいます。

でも、私は儲けていないどころか微妙に損して終わりました。

予測は当たっていたのに勝てなかったのです。

勝てなかった理由

勝てなかった理由は簡単で、空売りをした後に株価が上がってしまいビビッて損切りしたからです。

リスクを抑えた上で空売りの計画を立てていたので、その計画通りにトレードしていれば勝てていた…少なくとも今日の株価で利食いしていれば勝てていました。

しかし、実際には勝てていません。どうしてこうなった…。

予測はけっこう当たる

株価は上がるか下がるかしかありませんし、基本的に上下を繰り返しています。

ですので、下げた時に「上がる」と言い、上げた時に「下がる」と言っていれば、おそらく勝率は50%を超えるのではないかと思います。

予測に沿って冷静に売買できるかは別

私の例はダメ過ぎだったとしても、やはり予測に沿って冷静に売買をするのは難しいです。

完全に指値注文だけでトレードしていけばいい気もしますが、それを断行できるだけのメンタルは必要になります。

機械的に淡々と売買していけるだけの慣れ、メンタルなどが備わっていて初めて予測に沿った売買ができるのだと思います。

不明瞭な予測期間

冒頭で私は「予測は当たっていた」と書きましたが、実はこれ、期間を決めていない予測でした。

ざっくりと数週間~1,2ヵ月程度とは思っていたものの、その程度のふんわりとした予測期間でしたので後解釈でどうにでもなるレベルです。

実際、「いついつまでに」という部分をしっかりと決めていないと、結果を見た時に自分にとって都合のいい解釈をしてしまいがちです。

都合のいい解釈をしていれば予測の的中率は当然上がります。

例えば、何となく「3日くらいで上がる」と思っていたのがちょい下げくらいで推移し、予測したときの株価よりも上になったのが7日後だったとします。

「3日までに上がる」と期間を明確にして予測していればこれは「外れ」だったわけですが、期間を明確にしていなければ7日後に上がったので「当たり」という解釈ができてしまうのです。

極端な話、当たるまで結果判定をしなければ予測的中率100%も夢ではありません(おそらく結果待ちの予測が増え続けますが)。

そして、期間を決めない予測に沿ってポジションを作っていくとどうなるのでしょうか。

予測がその段階で外れていても、期間を決めていないので含み損のまま持ち続けることになります。

予測がその段階で当たっていれば利確できると思いますが、期間を決めていないので踏ん切りがつかず持ち続けてしまうかもしれません。後になって気がつけば当初ぼんやりと考えていた期間から飛び出していて、株価が下がり含み損に突入なんて可能性もあります。

このように、期間を決めずに予測をすると、利確・損切りが難しくなってしまうのです。

まとめ

  • 大雑把な予測ほど「当たり」にしやすい
  • 予測に沿った売買は難しい

といったことから、予測を当てるのは簡単でも、予測に基づいて勝つのは難しいというお話でした。