NTTドコモ【9437】は「買い」なのか。株価や業績、配当金、今後の見通しなどから考える

NTTドコモは言わずと知れた通信事業会社です。

携帯電話市場においては国内最大手で財務状況は良好、2019年3月期はわずかではありますが増収増益の予想となっています。

私は配当金投資の観点から、ドコモは「買い」な銘柄と判断しています。あとは購入のタイミングを利回りから判断していくだけです。

業績・年間配当・配当性向の推移

売上高
(億円)
営業利益
(億円)
年間配当
(円/株)
配当性向
’09/3 44,479 8,309 48 44.1%
’10/3 42,844 8,342 52 44.1%
’11/3 42,242 8,447 52 44.1%
’12/3 42,400 8,744 56 50.1%
’13/3 44,701 8,371 60 50.7%
’14/3 44,612 8,192 60 53.5%
’15/3 43,833 6,391 70 64.0%
’16/3 45,270 7,830 70 49.5%
’17/3 45,845 9,447 80 45.7%
’18/3 47,694 9,733 100 49.6%
’19/3
(予)
48,600 9,900 110

ここ10年程の業績を見ると若干ではありますが上昇傾向にあります。

そして目を引くのが、業績よりも伸び率の高い年間配当の金額です。

連続増配とは言えないものの着実に配当金額を伸ばしてきています。

2018年3月期の段階で配当性向が50%近くになっており、さすがにこの先も増配を続けていくのは苦しそうではあります…と言いたいところですが、2019年3月期はさらに配当性向が伸びる予想となっています。

過去からの推移を見るに、配当性向は50%前後(あるいは50%強)を目安に設定しているのかなという印象です。

いずれにしても、業績が安定していることから、よほどのことがない限りは減配しない(=配当狙いでドコモ株を持っている分には安心感高め)と思っています

自己資本比率70%以上で財務状態も問題ありません。

配当性向56.9%から見える増配の意志

直近では利益の増加を上回るペースで配当額が伸びています。つまり、配当性向が上昇しています。

【配当性向の推移】

  • 2017年3月期…45.7%
  • 2018年3月期…49.6%
  • 2019年3月期…56.9%(予)

出典:NTTドコモ

NTTドコモの公式サイトには、

  • 株主への利益還元は経営の重要課題の1つ
  • 配当は安定性・継続性を考慮して実施していく
  • TOPIX Core30銘柄のなかでもトップレベルの配当性向を維持していく

といったことが書かれていることから、戦略的に配当額を伸ばしているということが分かります。

さらに、自己株式の取得についても機動的な実施を検討しているとのこと。

なんだこれ、株買って寝ていれば幸せになれそうなフレーズが並んでいるではありませんか

よく聞く解釈としては「業績の急成長が見込めない分、株主の気を引くために配当を伸ばしている」というものがあります。

確かにその意味合いもあっての増配なのだと思います。

しかし配当の安定性・継続性を重視しているということは、減配は出来る限り避けたいと考えているはずです。

もし業績が悪化したら配当の存在が一気に重しになり、さらに減配できないとなると経営的には苦しくなるのが明白です。

それでも今回、横ばいではなく増配としてきたのは、よほど事業の安定性に自信があるか、もっと言うと業績をさらに伸ばしていく自信があるのでしょう

増配にならずとも、減配がなければOK

私は配当狙いでNTTドコモの株を買っています。

購入時点での予想配当利回りは3.94%です。

もし業績が悪化して株価が下落したとしても、減配にさえならなければそれなりのペースで投資資金を回収できます。

業績には波があるのが普通ですから、株価が下落したら買い増しをして、株価が回復あるいは上昇した段階で調整すれば良いでしょう。

NO減配のほど、よろしくお願いいたします。

2019年3月期2Q決算

2019年3月期の2Q決算が10月31日に開示されました。

今期の数値自体は問題ない感じなのですが、来期以降の料金値下げの話題で一気に株価が下落しました。

この件については別記事「ドコモの株価が急落。値下げの影響はどの程度あるのか。増配は継続可能か」で詳しく触れています。

最近の株価動向(12/14現在)

今週はほぼ横ばいの値動きでした。

含み損が減るわけでもなく、買い増しできるほど下げるわけでもなく…といった感じです。

売買の履歴

約定日 売買 約定単価 保有株数
18/05/01 2,786 400
18/10/29 2,853 500
18/11/01 2,552 600
18/11/02 2,525 700