エフティグループ【2763】は「買い」なのか。株価や業績、配当金、今後の見通しなどから考える

エフティグループは通信関連商材、環境関連商材などを取り扱っているグループ企業です。

このほか、インターネット事業や技術サポート事業、海外事業、NTT事業なども行っており、事業の幅は広い印象です。

配当利回りの高い企業を順番に見ていて気になった銘柄です。

結論から言うと、「長期はやや不安があるものの、数年スパンなら蓄電池需要でいけそう!」といった感じです。

業績・年間配当・配当性向の推移

売上高(億円) 営業利益(億円) 年間配当(円/株) 配当性向
’10/3 377 7 5 38.7%
’11/3 416 4 5 61.7%
’12/3 442 12 5 18.1%
’13/3 458 31 10 18.7%
’14/3 358 37 16.6 21.5%
’15/3 349 44 23.3 29.6%
’16/3 372 48 44 28.5%
’17/3 397 42 34 50.4%
’18/3 412 48 42 50.1%
’19/3
(予)
440 53 47 50.4%

まず売上と利益ですが、売上は横ばい~微増程度であるものの、利益は着実に伸びていっています。

年々利益率が向上しているのは好印象ですね。

直近で発表された’19/3業績予想では増収増益予想となっています。

ここ数年は増配が続いており、’17/3からは「配当性向50%を目途」という表現をするようになっています。

財務面はというと、自己資本比率50%程度、流動比率200%超、流動資産の半分が現預金となっていて問題なさそうです。

蓄電池需要を見越して

環境省エネサービスにおいては、’18/3の短信において以下のような予測を公表しています。

「2019年問題※」を追い風に蓄電池販売を更に加速させてまいります。※2009年11月「再生可能エネルギーの固定買取制度」により国は、10kw未満の太陽光発電設備で発電された電力を10年間、国が定めた価格で買い取るよう大手電力会社10社に義務付けました。2019年度はその買い取り満了期限が到来し、その数は約50万件以上あるといわれています。2023年までに160万件が期限到来となる見込みで、買い取り期間終了後、ユーザーが発電した電気を無駄なく利用できるようにするために「蓄電池」が相当な勢いで売れると予測されています。

エフティグループ – 2018年3月期決算短信

相当な勢いで売れると予測されています」と書いています。

短信などの開示資料は控えめな表現が多いものと思っているのですが、その中で「相当な勢い」といった表現を入れるのはかなりの自信があるからなのでしょうか。

買取満了期限が2019年度ということを考えると、本格的に需要が出てくるのが’20/3以降でしょう。

11/20 自己株式取得の開示あり

11/20に、「経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実施及び株主への利益還元を目的」とした自己株式の取得が開示されました。

25万株、取得価額5億円が上限となっており、取得期間は2018年11月21日~2019年1月31日の2ヵ月ちょっとです。

前回(2018年6月~)の自己株式取得では58万株、取得価額8億円が上限でしたので、それに比べると小さめの規模となっています。

2019年3月期2Q決算

11月8日に2Q決算が開示されました。

また、その3日前には上方修正の開示も行われていました。

上方修正、さらには増配と業績が好調なことには変わりありませんが、株価の方は一筋縄ではいかなそうです。

直近の株価動向(12/14現在)

11/20に自己株式取得の開示があり、その影響もあってかじりじりと株価は上昇中です。

しかし、地合いの悪さもあってか勢いはあまりありません。

直近の高値1,724円を超えてきたら更なる上昇が期待できそうです。

売買の履歴

約定日 売買 約定単価 保有株数
18/05/16 1,167円 100
18/06/22 1,343円 200
18/08/13 1,795円 300
18/09/05 1,891円 200
18/10/03 1,682円 300
18/12/03 1,645円 100