『マネーの公理』が刺さりすぎて痛い

みきまるさんの「株式投資本オールタイムベストシリーズ」で上位に入っている本を図書館で探してみたところ、思いのほか見つかりませんでした。

貸出中というわけではなく、単純に所蔵されていないものがほとんど。

しかし、運よく『マネーの公理』は見つけることができたので借りてきました。

まだ全然読み終わっていないのですが、冒頭からグサグサと刺さってくるのでいったん記事にしてしまいます。

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書かれているのは「チューリッヒの公理」

タイトルは『マネーの公理』ですが、中身で書かれているのは「チューリッヒの公理」というものです。

12個の公理と16個の副公理から成り立っていて、それぞれについて章が割り当てられています。

目次を見るだけでも何が書かれているのかイメージしやすいです。

刺さった部分

投資と投機の違い

私はこのブログの中で、ギャンブル性やリスクの高いものを投機と呼び、そうでないものを投資と呼んでいます(多分)。

でも、この本の中では投資と投機について、ジェラルド・ロブの言葉を引用して以下のように表現しています。

「全ての投資は投機である。唯一の違いは、ある人はそれを認め、ある人はそれを認めないことだ」

しょっぱなからぶっ刺さりました。

私は何やら賢明なことをしているように思いたくて「投資」という言葉を使っているものの、実のところお金を増やしたくて株の売買をしているにすぎません。

まずはそこを認めましょうと。

このブログのタイトルごと変えてしまおうかとも思いましたが、さすがにそれは色々と面倒なのでやめておきます。

分散投資への批判

この本というか、チューリッヒの公理は分散投資に対して批判的です。

私なりにざっくり噛み砕いて言うと、「稼ぎたいんでしょ?なんで分散なんてしてるの?」といった感じです。

私の場合、ウェルスナビで複数のETFを積立という、分散に分散を重ねたようなことをしています。

もちろんそれでも銀行預金よりはマシなのでしょうけれど大きく稼ぐのには向いていませんわなぁ。

分散投資自体はそれはそれで意義のあることですし悪手だとも思いません。

ただ、私自身が「銀行預金よりマシな程度での運用でも構わない」と言いつつも、やっぱりどこかで「しっかりと稼ぎたい」という気持ちも持っていたから刺さったのでしょう。

それに気づかされた部分でした。

強欲、利食いについてのところ

私は1,2年前にガンホーの株を持っていたことがありました。

あまり正確じゃありませんが、だいたい下のスクショの緑枠の辺りです。

見て分かるように、保有期間中に2回ほど株価が急騰していますが、このタイミングでの利食いを2回ともできずに通過してしまっています。

気づいていなかったわけではなく、まだ上がるだろうと思っていたら元に戻ってしまったパターンです。

結果、わずかな配当金とわずかな売却益だけでガンホーとはお別れしました。

もし今後、たっぷり稼ぐつもりで株の売買をしていくなら、こういうところを何とかしていかないといけません。

後半はそこまで刺さらず…

第三の公理まではグサグサと刺さりつつも楽しく読めました。

第四の公理以降もためになる話ではあるのですが、序盤の刺さり具合からすると少し物足りなさを感じました。

全体的に読みやすい文章となっています。

具体的なトレードテクニックなどは書かれていないので、そういうのを求めている人にはお勧めできません。

どちらかと言えばメンタルや心構え的な話が中心のため、投資スタンスに自信がない人には良いと思います。

最後に

『マネーの公理』の他に、どうしても気になって仕方がなかったのが『ウォール街のモメンタムウォーカー』です。

これは図書館で見つからなかったのでAmazonでポチりました。楽しみ。