キヤノン【7751】は「買い」なのか。株価や業績、配当金、今後の見通しなどから考える

キヤノンはカメラ・事務機器の最大手メーカーで、高配当なことでも有名です。

連続増配とは言えないものの、増配と維持を続けており、長い目で見ると増配傾向にあります。

一方で株価は年始から下落を続けています。

銘柄的には「買い」という判断ですが、買うタイミングは慎重に見極めた方が良さそうです。

業績・年間配当・配当性向の推移

売上高
(億円)
営業利益
(億円)
年間配当
(円/株)
配当性向
’09/12 32,092 2,170 110 103.1%
’10/12 37,069 3,875 120 60.0%
’11/12 35,574 3,780 120 58.3%
’12/12 34,797 3,238 130 67.2%
’13/12 37,313 3,372 130 64.6%
’14/12 37,272 3,634 150 64.6%
’15/12 38,002 3,552 150 74.4%
’16/12 34,014 2,288 150 108.7%
’17/12 40,800 3,216 160 71.4%
’18/12 39,519 3,429 160 68.4%
’19/12
(予)
39,000 3,250 未定 未定

売上と営業利益は緩やかに成長してきていましたが、ここ1,2年は足踏み状態に見えます。

年間配当はしばらく150円が続いていましたが、2017年12月期は記念配当が10円乗っかって160円となりました。

確認できた範囲では1990年以降減配をしていないため、ちょっとやそっとのことでは減配はしないと思います(1990年以前がどうだったのかは確認できていません)。

減収減益予想のため、2019年12月期の配当は160円になるのではと勝手に予想しています。この程度であれば減配はしないでしょう、きっと。

配当予想が未定なのは毎度のことなので気にしなくて良いと思います。

自己資本比率は50%を超えており、流動比率も200%超で財務面は問題ないでしょう。

配当と株主優待について

配当の権利日と支払日

キヤノンの権利確定日は6月末と12月末の年2回です。

目先では、

  • 2019年6月25日
  • 2019年12月26日

が権利付最終日(その日に株を持っていれば権利が貰える日)となっています。

配当金の支払日は例年、中間配当金は8月末、期末配当金は3月末です。

2018年6月に権利確定した分は、2018年8月27日に入金されました。

株主優待(実施なし)

キヤノンは株主優待を実施していません。

キヤノンの事業内容

キヤノンはオフィス向け複合機やプリンター、カメラなどのメーカーとして有名で、売上の約7割をそれらが占めています。

海外売上高が売上の8割弱あったのは意外でした。

また、2017年第2四半期からはメディカルシステムビジネスを1つのセグメントとして独立させており、この分野に今後さらに注力していくものと思われます。

事業種別セグメントの主要な製品は以下の通りです。
ラインナップを見ると、何となく事業内容が見えてくると思います。

【オフィスビジネス】

  • オフィス向け複合機
  • レーザー複合機
  • レーザープリンター
  • ドキュメントソリューション 他

【イメージングシステムビジネス】

  • 各種デジタル
  • カメラ各種プリンター
  • イメージスキャナー
  • マルチメディアプロジェクター
  • 放送機器 他

【メディカルシステムビジネス】

  • デジタルラジオグラフィ
  • X線診断装置
  • CT装置
  • MRI装置
  • 超音波診断装置 他

【産業機器その他ビジネス】

  • 半導体露光装置
  • FPD露光装置
  • 真空薄膜形成装置
  • 有機ELディスプレイ製造装置
  • ネットワークカメラ

2018年12月期決算

2018年12月期の決算が開示されました。

減収増益で着地し、2019年12月期は減収減益予の予想となっています。

決算および業績予想についての感想や個人的な見通しなどはこちらの記事に書きました。

株価はまだ落ちる?

7,8,9月あたりの雰囲気からすると反転してもおかしくないかなと思っていたのですが、3Q決算で再び下方修正を出したことや地合いが良くなかったことで下落が続いています。

何だかんだで12月には2876.5円の安値を記録しており、それが底となって反転するのかどうかといった感じです。

1,2月は陽線で引けており、長期チャートの雰囲気的にはいい感じなように思えます。

最近の株価動向(5/11現在)

12月26日、世界的な株安に権利落ちが重なり、2,876.5円を記録しました。

しかし、その後は反発して3000円台に回復しています。

1月に入ってからは堅調に推移していますが、今までの下落が激しかったので驚くほどではありません。

最近は上下しながらも緩やかに上昇傾向となっていましたが、1Q決算がイマイチだったことで再び下落が始まってしまいました。

再び3000円台です。

売買の履歴

約定日 売買 約定単価 保有株数
18/04/27 3,776円 100
18/10/03 3,656円 200

コメント

  1. 匿名 より:

    私も監視していますが、2,800円割れで打診買いしてみます。
    JT買いで予算があまりないのですが、塩漬け定期預金より夢が有りますね。

    • ぽてっと より:

      配当160円だと株価2,800円なら利回り約5.7%ですね。
      強烈な○○ショックが来たら行きそうな気もしますが、私は3,000円くらいで我慢できずに拾っちゃいそうです。
      塩漬け定期預金より夢があるのは間違いないです。