リピート系のFX自動売買は、以前まではトラリピを利用していました。
しかし、運用していく中で色々と検討した結果、どうやらループイフダンの方が良さそうという結論に至りました。
トラリピの方のポジション整理が落ち着いてループイフダンの方に資金を入れる準備が整ったので、今日からはループイフダン(運営会社はアイネット証券)でチャリンチャリンと現金を増やしていくことにします。
ループイフダンの実績(運用結果)
※急な円高に伴うロスカットリスクを下げるため、運用資金を100万円→150万円に増額しています。
ループイフダンとは
ループイフダンとは、FXのシステムトレード(自動売買)サービスです。
あらかじめ設定しておいた通貨ペア、「買い」or「売り」、値幅に基づいて売買を機械的に繰り返してくれるので、ほったらかしで売買益を得ることができます。
この手のリピート系FX自動売買ができるサービスは多数あり、本質的にはどれも大差ありません。
元祖はトラリピと言われており、私も以前はトラリピを利用していました。
しかし、トラリピはスワップポイントが低くてもったいない気がしたため、再検討の結果、このループイフダンを使うことにしました。
ループイフダンは細かい設定ができないという欠点があるものの、手数料が安くスワップポイントがしっかりと貰えるので、それで十分という判断です。
ループイフダンの設定
B15(USD/JPY)で最大ポジションは100
通貨ペアはトラリピの頃と同様、米ドル円(USD/JPY)にしています。
ドル円相場は株式投資との関係性が深く、投資判断をしていく上で相乗効果が得られると思ったからです。
また、今は米ドル金利が高いためスワップポイントでも稼ぎやすいというのも理由の1つです。
ループイフダンでは、売買の値幅は選択肢の中から選ばなければなりません。米ドル円の場合、選択肢は5パターン(10銭、15銭、25銭、50銭、100銭)用意されています。
私は値幅15銭で「買い(Buy)」から入るB15を選びました。
予算的にちょうどいい値幅だったのと、過去1年で好成績を収めているパターンだったからです。
損切りをするつもりはないので損切設定は「なし」にしています。
- 損切ありの場合…一番含み損の多いポジションを1つロスカットして、新たなポジションを形成
- 損切なしの場合…ロスカットはせず、現在のポジション数が最大ポジション数を下回るまで新たなポジションは形成しない
また、最大ポジションはひとまず100としました。
B15の場合、15銭(0.15円)ごとに買いポジションを作っていくことになるので、例えば1ドル115円から稼働させた場合、115円 – 0.15円×100 =100円 辺りまで円高になるとポジション数が100となり、そこからはポジションが作られなくなります。
設定の方法と注意点
ループイフダンの設定方法
ループイフダンの設定は簡単に終わります。
売買システム(B15とか)を選び、損切設定と取引数量を決めます。
そして最大ポジション数を決めたら、これでもうおしまいです。
内容を確認して問題なければ「開始」を押します。これでループイフダンが動き始めます。
設定時の注意点
最大ポジション数はその時の入金額(新規注文可能額)によって制限されてしまいます。
つまり、入金額が少ないと最大ポジション数を大きくすることができないのです。
しかし、ループイフダン稼働後にいきなり最大ポジション数に到達することはありませんから、当面の間は入金が過剰な状態になってしまいます(最悪の事態を想定したときの金額を入金した状態になっているため)。
ですので、最大ポジション数を大きくしておきつつ運用資金は抑えたい場合は、
- 見せ金のような感じで一度は大量の資金を入れる
- ループイフダンの設定を行う
- 今の段階では不要な資金を出金する
といった手順を踏むと、資金の有効活用が可能となります。
これについてはこちらのブログ記事(外部サイト)が分かりやすかったです。
私は円高(不利な状況)になっても損切りせずに運用を続けたいので、最大ポジション数を大きくしておきたいと考えました。
そこでひとまず400万円を入れてループイフダンの設定を行い、その後、300万円は出金して口座資産は100万で運用することにしました。
もし最大ポジション数に到達してしまった後もポジション形成を続けたい場合は、
- 既存のループイフダンをストップ
- 資金を追加
- 新たにループイフダンを設定する
という手順で対処できます。
ですので、損切りなしの設定にしておけば、最大ポジション数をそこまで大きくしておく必要はありません(相場急変時に強制ロスカットにならない程度の入金は必要です)。
必要な資金量は目安資金表でチェック
必要資金は、どの程度の不利な状況を想定するかによって決まります。
例えば今が1ドル115円で、1ドル105円まで円高になることを想定するなら、目安資金表のこの部分を見ます(下図の赤枠部分)。
ここを見れば、設定値幅ごとに必要となる資金が分かります。
これを踏まえると、以下のような手順で設定をしていけば良いでしょう。
- 「とりあえずここまでの為替変動を予想しておけば大丈夫だろう」という変動額を考える
- その変動幅に応じた必要資金を入金
- 最大ポジション数を「変動額÷設定値幅+1」(※)にしてループイフダンを設定
そして入金額が過剰だと思ったら、設定後に一部は出金して他の投資に回すなどすれば、資金効率の向上が期待できます。
※「変動額÷設定値幅+1」例えば変動幅10円で設定値幅15銭(=0.15円)なら、10÷0.15+1=67(端数切捨て)で最大ポジション数が計算できます。
稼働状況の確認
稼働状況はこんな感じで見られます↓
ループイフダンを利用する際、私はPCでダウンロード版のi-NET TRADERを使っています。
他にもブラウザ版、スマホアプリ版が用意されているので、使いやすいものを使えばOKです。
最後に
ループイフダンなどのFX自動売買は、為替相場の変動による必要資金の増加を考えるといきなり大きな資金を突っ込むのはNGですし、大儲けも難しいです。
それでも毎週のように確定利益が増えていくのは精神衛生上とてもよろしいので、細く長くコツコツと続けていきたいと思っています。
※ループイフダンはアイネット証券で口座開設をすると利用できます。
コメント
株、FXの自動売買とも、とてもわかりやすく勉強になる内容でありがとございます。
自分も運用がんばりたいと思います。
嬉しいコメントありがとうございます。
応援しています!