配当利回りが良くてそこそこ安心感もある銘柄はないかと探していたら、ひょんなことからバフェット・コードというwebサービスを発見しました。
公式Twitterもありました。
まだ知らない銘柄が多い状況の私にとって、複数条件でスクリーニングできるのは非常に助かります。
バフェットコードとは?
バフェットコードとは、企業分析やファンダメンタル分析の機能を提供するWebサービスです。
対象は日本国内の上場企業約3,600社となっています。
収録している財務数値はEDINETから取得しているため正確です。
「パブリックベータ中のため無料でご利用いただけます」と書かれているので、今後は有料になる可能性もあるのでしょうかね。
使ったことがない方は、今のうちに一度触ってみて感触を確かめておくと良さそうです。
バフェットコードでできること
バフェットコードでは主に以下のことができます。
- 銘柄検索からの企業データ閲覧
- 各種条件に当てはまる企業のスクリーニング
- 企業同士の比較
- 株価データのダウンロード
私は条件検索をしてみて引っかかった企業の詳細を確認、といった流れで利用しています。
バフェットコードの使い方
基本的な使い方はバフェット・コードのブログに書かれているのですが、ここでもざっくりと紹介していきます。
条件検索をメインに解説していきます。
まずは条件検索を選択して、絞り込みたい項目を選択し、数値を入力していきます。
複数の条件が入力できるのがいいですね。
今回は、
- 配当利回り4%以上
- 自己資本比率50%以上
- 流動比率200%以上(※スクショでは2としてしまっていますが、200と入力するのが適切です)
という条件にしてみました。
単位が%になる項目は小数ではなく○%の○の部分だけを入力します(30%なら30と入力)。
ちょっと分かりづらいので要注意です。
条件を入力し終えたら「科目を選択」から、結果の表に表示したい項目を選択します。
絞り込みだけできればそれでいいという場合でも何らかの科目は選択しなければなりません。
今回は、
- 一株当たり配当金
- 配当利回り
- 売上高
- 営業利益
を選択しました。
結果がこちら↓
ずらずらっと条件に当てはまる銘柄が出てきます。
もし件数が多すぎたり少なすぎたりしたら条件を変更して再度検索してみましょう。
なお、科目での並び替えは出来ないようです。
どういった順番で並んでいるのでしょうね。
表示された銘柄コードまたは会社名からは詳細情報を見に行くことができます。
こんな感じで主要数値から始まり、会社の詳細や株価…
EPSや配当などの推移も表示されます。
また、サイドバーからは詳細な財務数値ページや開示資料へのリンクページを見に行くことができます。
配当利回りは実績値が使われている
バフェットコードにおける配当利回りの計算には、配当金の実績値が使われています。
したがって、予想配当額で計算した場合の配当利回りとは数値が異なるケースがあります。
特に、減配予想となった銘柄の場合は配当利回りが高く出やすいので注意が必要です。
減配予想となることで、配当利回りの分母である株価は下落するが、分子に当たる配当額は実績値のため下がっておらず、配当利回りが高くなります。
配当利回りでスクリーニングをする際には気をつけてください。
正式リリースに期待!
まだ若干使いにくいと感じる部分があったり、検索結果のDLが未実装であったりします。
しかし、個人的にはとてもありがたいレベルで使えています。
今後もアップデートされていき、いずれ正式リリースされることを期待しています。
便利そうだと思ったらぜひ活用して、銘柄調査の時短につなげたいですね。
⇒バフェットコード