ダントツの貸株金利を誇るマクアケについて、貸株金利と株価の推移をグラフにして比較してみました。結果はこちら↓
貸株金利が高いと株価は下がりがち?
貸株サービスを提供している証券会社では、保有している株を証券会社に貸し出すことで、証券会社から相応の貸株金利を受け取ることができます。
貸株金利が高いということは、証券会社は高い金利を支払ってでも株を借りたいということです。そして証券会社は、借りた株を機関投資家に貸し出すなどして運用し、利ザヤを得ているわけです。
では、証券会社から株を借りた機関投資家が何をするのかというと、空売りですね(多分)。そのため、貸株金利が高い銘柄はそれだけ空売りしたい機関投資家・大口投資家がいる、つまり売り圧力が高いのだから株価は下がるだろう、という推測が成り立ちます。
貸株金利トップのマクアケで貸株金利と株価を比較
そこで、今日(2022年9月5日)時点で、トップの貸株金利(18.00%)となっているマクアケ【4479】の貸株金利と株価の推移を比較してみました。なお、貸株金利はSBI証券の数値を用いています。
結果はおおむね推測通りで、貸株金利の上昇にともなって株価は下落していっています。もちろん、結果的に逆相関しているだけで偶然こうなったという可能性もありますが。
正直なところ、貸株や空売り残高等々に詳しいわけでもないので、「比較したらこうなっていましたよー」以上にあれこれ言うつもりはありません。
しいて言えば、8月に入ってからマクアケの貸株金利は20%→18%に低下しているので、貸株金利頭打ち&株価底打ちになったらグラフ的には綺麗になりますね、くらいでしょうか。
ほかの銘柄も比較してみたい
ほかの銘柄についても、貸株金利と株価を比較してみたいですね。よさげな規則性が見つかれば利用できそうですが、もしそんなものがあればとっくに利用されているでしょうから期待はしません。
単純に好奇心で、貸株金利の高い順にでも調べていこうと思います。