アキレス【5142】の株価が急騰し、前日比+400円(+23.12%)となる2,130円でストップ高となった。2020年2月18日の値上がり率1位も記録。
2月17日放送のテレビ東京系報道番組「ワールドビジネスサテライト」にて、アキレス社製の「アキレスウイルセーフ」が取り上げられたためとみられる。
アキレス【5142】の株価とチャート
日足-3ヵ月
月足-10年
なお、SBI証券のPTSではさらに値を上げており、2月18日19時33分の段階では2,610円を記録している。
急騰の理由は「アキレスウイルセーフ」
アキレスの株価が急騰した理由としては、「2月17日の夜に放送された「ワールドビジネスサテライト」にて、アキレス社製の「アキレスウイルセーフ」が取り上げられたため」という説が有力。
【参考】WBS「わからぬ感染経路… “市中感染”への対策は?」
「ワールドビジネスサテライト」において「アキレスウイルセーフ」が紹介されたことは、アキレスのウェブサイトにも記載されている。
【参考】アキレス株式会社『「ワールドビジネスサテライト」で「アキレスウイルセーフ」が紹介されました。』
「アキレスウイルセーフ」は優れた抗ウイルス性・抗菌性を兼ね揃えている軟質フィルム。各種評価試験で安全性が確認されている材料を使用しており、ウイルス・細菌が付着した直後から効果を発揮するとのこと。
フィルム表面に付着したウイルス・細菌を15分で99.99%以上低減させ、活動を抑制するほどの高い高ウイルス作用を持つ。
ドアノブや手すりなど、人がよく触れる場所に張り付けて使用することが想定されている。
なお、Amazonでも販売されているが、2月18日現在では在庫切れとなっている。
【参考】Amazon「アキレス ウイルセーフ A4サイズ 5枚入」
アキレスの企業情報と業績
アキレスはプラスチック製品の総合加工メーカー。社名と同じブランド名のシューズで有名だが、プラスチックフィルムや産業資材の方が売上規模は大きい。
2020年3月期の業績予想は売上高△0.8%、営業利益+21.2%、当期純利益+461.9%を見込む。