「安くなったから買い増し買い増し!」と思って株を買ったら、その翌日にもっと下げた…なんてことはよくある話だと思います。
私は昨日、一昨日とNTTドコモを買い増ししていましたが、今日(20日)はもっと下げていました。
別に100株買ったのが99株になったわけではありませんし、その時の株価に納得した上で買っているので構わないのですが、それでも気分はいいものではありません。
そこで、今回のケースにおいて株を買った後に下がってしまった原因と対策を考えてみました。
次に活かせるかは分かりませんがブログの記事ネタくらいにはなるでしょう。
株を買った後に下がってしまった原因
地合いがあまりよろしくない
そもそも、今年は2月、10月の株価大幅下落といい景気後退懸念といい、株式市場にとってはあまりいい環境ではありません。
来年はもっと厳しい環境になる可能性もあります。
もし上昇トレンドが終わって下降トレンドに入っているのであれば、今日買った株が明日上がる確率よりも下がる確率の方が高いのは言うまでもないでしょう。
イベント前なのに買った
私がドコモを買い増ししたのは18日と19日です。
しかし19日にはアメリカでFOMCの会合が予定されていました。
もちろん、会合の結果が株式市場にとって好ましいものであれば株価は上がったのでしょう。
ですが上下どちらにも大きく振れる可能性があったのですから、買い増しのタイミングをイベント後まで待っても良かったのかもしれません。
急落を待てなかった
株は底値で買えなければその後にもっと下がる可能性が高いです。
でも、底値と呼べるような価格まで落ちることは普段そうそうありません。
底値で買いたければ急落に次ぐ急落で底値(と思しき株価)に至るまで買い増しを我慢しなければならないのです。
しかしそんなタイミングがいつ来るかなんて分かりません。もしかしたら数ヵ月間やってこないかもしれません。
いつ来るか分からない底値形成のタイミングを根気強く待てないなら、買った後に株価が下がることくらい大人しく受け入れるべきなのでしょう。
モヤモヤを晴らすために出来ること
買った後に下げたのなら、また買う
株を買った後に株価が下がっても、そのタイミングでさらに買い増しをするとあら不思議、自分の認識が「株を安く買ってやったぜ!」に上書きされます。
これは主力株でなくとも、数万円で買える指数連動のETFでも構いません。
そして翌日にリバウンドがあったら、そこで颯爽と売却してやればいいのです。
ただし、翌日もさらに下げる可能性ももちろんあります。
過去には一週間以上下げ続けたケースもありますし、そうなったらまた買うのか、すでにかった分の含み損はどうするのか…という問題もあります。
この方法はモヤモヤを晴らせるものの、傷口を広げる可能性も高い諸刃の剣なのであまりおすすめはできません。
過去のチャートを見て都合よくプラスに考える
今日より高い株価で昨日、一昨日に買ってしまったドコモ株ですが、過去と比べれば見方が変わります。
私が昨日、一昨日に買ったときの株価は2,520円前後です。
これは2017年に付けた底値とほぼ同じです。つまり、そのころであればバッチリ底値で買えていたことになります。
この過去との比較が何か意味を持つわけではありませんし、過去と今では状況も異なります。
それでも、気の持ちようで多少はモヤモヤが晴れるのではないでしょうか。
ネガティブな気持ちを吐き出す
もはや株なんて関係なく気晴らしの方法になってきてしまいましたが、最後は「ネガティブな気持ちを吐き出す」です。
誰かに愚痴る、独り言を言いまくる、こうやってブログに書くなどすれば、いくらかはすっきりします。
たったそれだけで気持ちを切り替えられるのであれば、やっておいて損はないでしょう。
私は使ったことありませんが叫びの壺なんてのもあります。
要するに値下がりでストレスがかかっているので、それを解消してやればいいのです。
最後に
ここまでタラタラと書いてきてだいぶスッキリしました。
株価が下がったくらいでモヤモヤしないようにメンタルを鍛えればいいのかもしれませんが、それは厳しそうなので上手いこと対処するすべを身につけていきたいです。
コメント
いつも拝見しております。
気分を変えるためにも、そろそろ配当金チェッカーを更新して
新たな配当金銘柄を物色してみるのはいかがでしょうか?
コメントありがとうございます!
配当金チェッカーは…更新作業がものすごく手間であるという現実をようやく受け入れて損切り(放置)状態なのです。
代わりに更新してくれる人がいたらお願いしたいくらいです。
配当金チェッカーは使いませんが、近々別の視点から配当金銘柄を物色予定です。
日産株1000株保有。
広げた傷口をもう見たくないから
本日売却予定