以前から利用しているウェルスナビ(WealthNavi)。
過去のパフォーマンスをまじめに比較してみて、「やっぱり資産運用の王道と言われるだけあって定期積立の長期投資は強い!」と確信しました。
そこで、今までは利用していなかった自動積立機能を使って毎月コツコツと積み立てていくことにしました。
特に難しい操作などはありませんでしたが、せっかくなので手順をまとめておきます。
私は「WealthNavi for SBI証券」を利用していますが、普通の「WealthNavi」を利用している場合でも手順は変わりません。
ウェルスナビの自動積立を利用する方法
手順はとても簡単で、
- 積み立て金額と引き落とし日を決める
- 口座振替の設定をする
これだけです。
あとは引き落とし日になったら自動で引き落とし&運用が行われていきます。
積立金額と引き落とし日の設定
ウェルスナビの積立メニューを選択すると、毎月の積立額と引き落とし日の設定画面が表示されます。
設定したい積立額を入力し、引き落とし日を選択しましょう。
引き落とし日は以下の5パターンから選べます。
- 毎月6日
- 毎月12日
- 毎月20日
- 毎月26日
- 毎月末
また、ボーナス時に追加で積み立てることもできます。
後からの変更は簡単にできるので、そこまで深く悩む必要はありません。
引き落としする金融機関を選択
入力を終えたら、次は口座振替を行う金融機関を選択します。
選べる都市銀、ネットバンクは以下の通りです。
三菱UFJ銀行 | みずほ銀行 | 三井住友銀行 |
りそな銀行 | 埼玉りそな銀行 | ゆうちょ銀行(Web受付) |
ジャパンネット銀行 | 楽天銀行 | 住信SBIネット銀行 |
じぶん銀行 | イオン銀行 | ソニー銀行 |
セブン銀行 | 新生銀行 |
このほか、地方銀行、信用金庫、労働金庫からも選択できるようになっていて対応範囲は幅広いです。
引き落としの手続きを進める
金融機関の店番号や口座番号を入力します。
入力を終えたら実際に口座振替を行う金融機関のサイトに移動して手続きを進めていきます。
私は住信SBIネット銀行を利用しているので、画面は以下のようになりました。
住信SBIネット銀行の場合は、口座振替規定に同意してWEB取引パスワードを入力するだけで完結しました。
ウェルスナビに戻って積立メニューを開いた時に、積立金額や引き落とし口座が表示されていれば設定は上手くできています。
これであとは口座にお金さえ入っていれば大丈夫です!
自動積立をする上で気になること
引き落とし手数料は無料?
無料です。
積立金額の大小にかかわらず、ユーザー側が手数料を負担することはありません。
利用できる金融機関は?
ほぼすべての金融機関を利用できます。
ウェルスナビが口座振替の業務委託を行っている会社は三菱UFJファクター株式会社で、提携金融機関一覧表も公開されていました。
気になる方は事前に確認しておきましょう。
いくらから積み立てられる?
1万円から積立が可能です。
ただし、ETFの買付は現金が2万円以上(目安)になってからなので、可能なら2万円以上での積み立てがオススメです。
1万円しか積み立てていないと、実質2ヵ月に1回くらいの頻度でしか買付が行われないことになります。
引き落とし金額や引き落とし日は変更できる?
簡単に変更できます。
手順は最初の積立設定と同様です。
金融機関も変えられるほか、複数の口座から引き落とすこともできます。
引き落とし後、明細にはどのように記載される?
ウェルスナビのヘルプには以下のように書かれています。
「MHF)ウエルスナビ」「ミズホファクター」「DF.ウエルスナビ」等と表示されます。
ウェルスナビ – よくあるご質問 – 自動積立
三菱UFJファクターが代行した場合は「DF」が付くようです。
住信SBIネット銀行の場合はこんな感じでした↓
金融機関によって表示が異なる場合もあるようなので、実際に引き落とされるまで分からない部分ではあります。
積立額はいくらにするのが良いか
積立額をいくらにすべきかは、
- 現在、投資に回せる資金(平たく言えば貯金額のうちの余裕資金)
- 毎月の収入から投資に回せる金額
によって変わってきます。
まず、余裕資金がほぼ無い状態であれば、毎月の収入から投資に回せる分(1万円でも2万円でも)をコツコツと積み立てていけば良いでしょう。
前述したように、ETFの買付は現金が2万円以上(目安)になってからなので、可能なら2万円以上での積み立てがオススメです。
次にまとまった余裕資金がある場合です。
この場合は、
- 最初にある程度まとまった金額を入金して、残りを10等分などして毎月積み立てていく
- 最初にまとまった金額を入金せず、資金を10等分などして毎月積み立てていく
のどちらかがオススメです。
少なくとも、最初に一気にウェルスナビに突っ込むのはオススメできません。直後に急落したときのショックはかなり大きいです。
そのあとは毎月の収入から投資に回せる分をコツコツと積み立てていけばOKです。
もし毎月の収入が期待できないのであれば、余裕資金をもう少し多く分割して積み立てても良いと思います。
キャンペーンが開催されていることもある
ウェルスナビではお得なキャンペーンが開催されている場合があります。
ウェルスナビの口座開設をする際はもちろんのこと、定期積立を始めるなどの節目でも一度キャンペーン情報は確認しておいた方が良いでしょう。
⇒ウェルスナビ(公式サイトでキャンペーン情報を確認してみる)
ただし、上記は本家ウェルスナビを利用する場合の話です。
私は普通のウェルスナビではなく「ウェルスナビ for SBI証券」にしてしまいましたので、たまたま開催されていた積立開始キャンペーンには参加できませんでした…。
どうしても利用したかったら今の契約を解約して、改めて本家の方で登録すればいいんですかね…面倒だからやりませんが。
ちなみに、だいぶ前にSBIの方でもキャンペーンはやっていたみたいです。
この辺りはタイミング次第といったところでしょうか。
積み立て設定後は投資のことは忘れる!
私は普通の株の売買もしているので忘れるなんて無理なのですが、ウェルスナビ一本で資産運用をしていくなら、しばらくは投資(ウェルスナビ)のことは忘れてしまいましょう。
値動きがいちいち気になってしまっては、お任せの自動積立にしたメリットが薄れてしまいます。
引き落としされていることに気づいた時や、もう少し積立を増やしたい(減らしたい)と思ったタイミングで確認する程度で十分です。
長期投資ではひたすらに時が過ぎるのを待つのが重要かつ難しいのです。
増やした資金を使う時がくるまで、じっくりと育っていくのを待ちましょう。
参考1:【毎月更新】ウェルスナビの運用実績
⇒ウェルスナビ(無料で最適な運用プランを診断できます)