配当金狙いで株式投資をしているとはいえ、やはり株価の上下が激しいとどうにも落ち着かない感じがしてしまいます。
しかしこういう時こそ、「株価が下がっても株数は減らない」という当たり前の事実を噛みしめておく必要があるのでしょう。
株価が下がっても株数は減らない
たとえ株価が10%下がったとしても、保有している株数に変化はありません。
それはすなわち、配当金を受け取る権利が何ら毀損していないことを意味します。
そして配当金を受け取る権利がそのままなら、減配にならない限りは予定通りの配当金を受け取ることができます。
株価が下がると、保有株の含み益が減ったり含み損が増えたりしていてちょっと残念な気持ちになるのは確かです。
でも、配当金投資をしているなら評価損益は気にせず、保有株数が変化していないことだけを確認していればいいのかもしれません。
定期的に買い増し用資金が入ってくる
無配、あるいは配当利回りの低い銘柄を保有していたら、評価損が膨らんでくると「いったい何のために保有しているんだこの株は…」と思っていしまうことがあります(私は)。
一方で配当金狙いの銘柄であれば、含み損があっても定期的に配当金が入ってきます。
そしてその配当金でさらに株を買い増しすることができます。塩漬け感がとっても薄い!
もっとも、それなりの株数を保有していないと配当金だけで買い増しするのは困難なのですが気持ちの問題です。
心を乱されないこと
たとえ株価が下がっても、配当金を受け取る権利という意味での価値は変わっていません。
買い増しする余裕があれば、同じ銘柄が前よりも安く買えるのですからラッキーと思って拾えばいいのです。
株価が低迷しても心を乱さず、粛々と買い増しができるようなメンタルに仕上げていきたいものです。
最後に
この記事は正直なところ、自分に言い聞かせるために書いたようなものです。
今の私は1000万円超の資金運用にだいぶ慣れてきたので、暴落があったとしてもパニック売りをしてしまうことはないはずです。
それでも株価が急落して心にグッとくることもあるでしょうから、もしそんな時が来たらこの記事を読み返して心を落ち着かせようと思います。