私の場合、トラリピ(FX)に興味を持ってから最初の注文を終えるまでの間に、結構な時間、ネットで検索をしていました。
FXの概要こそある程度は理解していたものの、トラリピの仕組みや注文方法、どういった設定が良いのか等々を調べるのに時間がかかったのです。
一度注文を完了してしまえばあとは一気に楽になるのですが、そこまではなかなかに大変でした。
そこで、トラリピ(FX)初心者な私がトラリピの注文を終えるまでの流れを書いてみることにしました。
もちろん、どういうトラリピ設定にするかは自分で考える必要がありますが、ざっくりとした流れを理解することでスムーズな注文につながるはずです。
マイページとトレード画面で出来ることを知る
まず理解しておきたいのは以下の事柄です。
- トラリピはM2JFX内のサービスの1つ
- M2JFXの運営会社はマネースクエア
- 利用するウェブサイトは2つ
- マネースクエアのマイページ
- M2JFXのトレードページ
そしてマネースクエアのマイページでは、
- トレードログイン
- 「らくトラ運用試算表」の利用
- キャンペーンへの応募
- 登録内容の変更
などができます。
M2JFXのトレードページでは、
- 売買の注文
- トラリピ設定
- クイック入金
などができます。
口座開設直後はどこで何ができるのか分からず迷子になりやすいです。
早めに全体像をつかんでおきましょう。
設定の方向性をざっくりと決める
トラリピの注文を設定する前に、どういった内容(設定)の注文にするかを考える必要があります。
具体的な項目としては、
- 資金額
- 通貨ペア
- 買いのみ or 売りのみ or 両建て(ハーフ&ハーフ等)
- レンジ
などです。
【資金額】
トラリピ(FX)のために使う…というか置いておく資金です。
強制ロスカットとなればすべてなくなるイメージでいましょう。もちろん、できるだけロスカットにはならないような設定をしていくわけですが。
もし追加投入可能な資金もある場合は、最初からFX口座に入れないにしても、頭の片隅には置いておきましょう。
【通貨ペア】
扱う通貨ペアを米ドル円にするのか、豪ドル円にするのか、ユーロ円にするのか…といった部分です。
1つのペアに絞ってもいいですし、複数のペアで運用しても良いです。
資金が少ないうちは1つのペアに絞った方が柔軟な設定が可能になり、ロスカットになる可能性も低いです。
【買いのみ or 売りのみ or 両建て(ハーフ&ハーフ等)】
買い・売り片方だけの注文にするのか両建てにするのかです。
どちらもメリット・デメリットがあります。
また、通貨ペアごとの相場によって向き不向きもあると思います。
入金する
トラリピ(FX)で運用する資金額を決めたのであれば入金してしまいましょう。もっと後のタイミングでも大丈夫です。
入金方法はクイック入金と通常の振込の2種類があるので好きな方で入金してください。
クイック入金は手数料無料ですので、利用できる環境が整っているなら利用したいところです。
【クイック入金】
クイック入金はトレード画面から行えます。
メニューの「入出金管理」を選択し、クイック入金へと進みましょう。あとは指示に沿って操作すればOKです。
【通常の振込】
通常の振込は、指定された振込先口座へ振り込めばOKです。
振込先口座の情報はマイページ(トレード画面ではない)の「商品・サポート」から確認できます。
また、「口座開設のご案内」にも同封されています。
らくトラ運用試算表で設定の詳細を詰めていく
マイページの「トラリピ」メニューから「らくトラ運用試算表」へ行きましょう。
らくトラ運用試算表では、通貨ペアや運用予定額、レンジ等を入力することで必要資金やロスカットのラインなどが分かります。
ここで各項目の数値を変えて計算、また変えて計算…と繰り返していき、今の自分に最適なトラリピ設定に仕上げていきます。
両建てにする場合は売りと買いに分けて試算する必要があります。
通貨ペア~1本あたりの通貨量を決める
最初の5項目がこれに当たります。
計算結果に影響するのはこの部分ですので、特に念入りに調整していきましょう。
利益幅を決める
利益幅(1回のリピートで狙う利益)は計算結果には影響しません。
ですが、注文時には必要な項目ですのでこのタイミングで決めておきましょう。
設定の内容を確定させる
どういう設定にするか決まったら、その画面を開いておくかどこかにメモしておきましょう。
らくトラ運用試算表の詳細(注文項目の詳細)についてはここに書いていると長くなってしまうので、後ほど別記事に書こうと思います。
実際にトラリピ設定を行う
実際の注文(トラリピ設定)はトレード画面から行います。
初心者は「らくトラ」を選んでおきましょう。
「トラリピ」の方でも設定できますが、どちらから注文した方が得(損)といったことはありません。最終的にはやりやすい方でいいと思います。
「らくトラ」を選ぶと以下のような感じで注文内容を入力していくことになります。
らくトラ運用試算表で確認したことを順に入力していくだけなので、入力ミスにだけ気を付けながら淡々と入力していきます。
一通り入力し、決済トレールを利用するかどうか、ストップロスをどうするかも決めたら内容確認画面が表示されます。
注文内容に問題がなければ確定させてトラリピ設定は完了となります。
メニューの「トラリピ管理表」にこんな感じでイメージ通りのものが表示されていればOKです↓
あとは、最初のうちはトラリピが意図したとおりに稼働してくれているかこまめに確認した方がいいと思います。
大丈夫そうであれば徐々に確認頻度を落としていっても良いでしょう。
トラリピ初心者向けの補足情報
補足1:キャンペーンにエントリー
マイページのキャンペーンは早いうちに確認しておきましょう。
何も開催されていない場合もありますが、私がトラリピを始めた時はFX新規口座開設キャンペーンが実施されていました。
タイミングによってはお得なキャンペーンがあるかもしれません。
基本的にエントリー自体はタダですし、「見落としていて損した」なんてことにならないようにしたいですね。
補足2:メール配信設定
トラリピから送られてくるメールの設定は「登録内容変更」からできます。
私は「flashニュース」がしょっちゅう届くのは嫌だったので配信を停止しました。
ONにしているのは売買が成立したときの通知とキャンペーン通知だけです。
最初は全部ONにしておいて、いらないと感じたものだけ停止していくのがオススメです。
最後に
「どういうトラリピ設定にするか」はじっくりと考えていいと思いますが、「どうやって注文すればいいのか」にはあまり時間をかけたくありません。
同じように思われた初心者さんにとって、少しでも参考になれば幸いです。