株のグリッドトレードのメリット・デメリット

株のグリッドトレードのメリット・デメリットを整理しておきます。

メリットに魅力を感じるようであれば株のグリッドトレードを試す価値があるでしょう。逆にメリットに魅力を感じなかったり、デメリットに許容できないものがあれば、株のグリッドトレードはやめておいた方がいいです。

株のグリッドトレードのメリット

  • 安定して利益を確定できる(稼げている実感がある)
  • 下落相場でも利益が出せる
  • 配当狙いの投資よりも高い利回りが期待できる
  • 裁量トレードよりも精神的・時間的な負担が少ない
  • 再現性が高い

安定して利益を確定できる(稼げている実感がある)

よほど値動きのない銘柄を選んでしまわない限り、日々の株価上下にともなって利益が確定できます。

配当や株主優待を目当てに投資をする場合、年に数回しか利益が確定する(配当や優待がもらえる)機会がありませんが、グリッドトレードであればほぼ毎日、利益確定の機会があります。

そして、この安定して利益を確定できるというのは稼げている実感につながります。これがなかなか心地よいのです。

下落相場でも利益が出せる

下落相場であっても株価の変動はあるので、下落相場であっても利益確定が起こりえます。

もちろん、その時はかかえているポジションの含み損が大きくなりますから、資金管理(「想定レンジ」「値幅」「1回あたりの売買株数」の事前検討)が重要です。

場合によっては配当狙いの投資よりも高い利回りが期待できる

銘柄選定や「想定レンジ」「値幅」にもよりますが、配当狙いでひたすらにガチホしているよりも、グリッドトレードをしていたほうが高い利回りができる場合があります。

実際に、私のトレード履歴から利回りを計算すると、明らかに配当狙いの投資よりも利回りがいいです。

とはいえ、グリッドトレードのバックテストには分足データが必要で、分足データの簡単な入手手段がないため、具体的に数字として示すことが難しいという難点があります。この点は何とか解決して、具体的な数字で示したいところです。

裁量トレードよりも精神的・時間的な負担が少ない

裁量トレードでは株価やチャートを見ながら売買の判断を行わなくてはなりません。しかし、グリッドトレードであれば売買する株価は事前に決まっているので、ルールに沿って適当なタイミングで注文を入れておけばいいだけです。

ずっと株価を見ている必要はないですし、株価の上下に神経をとがらせる必要もありません。また、「もっと上がるかも」「もっと下がるかも」といったことを気にする必要もなく、「下がったら買い、上がったら売り」ができるので、精神的・時間的にとても負担が少なく続けやすいです。

再現性が高い

極端な話、私が扱っている銘柄で私と同じルールで売買をすれば、私と同じ利益が出せます。

また、重要なポイントは銘柄選定と資金管理だけなので、そこを理解できれば銘柄や資金量が違っていても利益を出せるでしょう。

株のグリッドトレードのデメリット

  • ある程度まとまった資金が必要
  • 銘柄選定が必要
  • 集中投資になりがち
  • 日中に注文を入れられる程度の自由がないと難しいかも
  • 上昇相場で大きな利益は逃す可能性がある

ある程度まとまった資金が必要

グリッドトレードでは株価が下落した際も淡々と買付けを行うため、ある程度のまとまった資金が必要です。扱う銘柄にもよりますが、スタートラインは300万円くらいでしょうか。

銘柄選定が必要

自分の資金力を踏まえた上で、長期的に横ばいか上昇が期待でき、かつ値動きが期待できる銘柄を選ぶ必要があります。それが面倒と感じる人には、株のグリッドトレードは向いていません。

集中投資になりがち

1つの銘柄でグリッドトレードを行うだけでもまとまったの資金が必要です。また、扱う銘柄が多くなると注文を入れる作業も大変になっていきます。結果、集中投資になりがちなので、リスク分散は難しい投資法と言えます。

とはいえ、ほかの投資法と併用すれば問題ないでしょう。

日中に注文を入れられる程度の自由がないと難しいかも

事前にIFD注文を入れておくことができるとはいえ、日中に売り注文が約定した場合は、再び買い注文を入れなければなりません。

買い注文を入れられなかったとしても大損をすることはありませんが機会損失は生じるので、日中に注文を入れる余裕がないともったいないです。

上昇相場で大きな利益は逃す可能性がある

グリッドトレードの性質上、少しの値上がりで利益を確定してしまうので、上昇相場が継続した場合、ガチホほどの利益は得られません。

扱う銘柄の長期的な株価上昇にそれなりの自信があるならば、ガチホ用にも保有しつつ、グリッドトレードを併用するというスタイルもいいかもしれません。