株のグリッドトレードに至った経緯

そもそも、なぜ株のグリッドトレードをすることになったのかをお話ししておきます。

グリッドトレードを知っていた

FX自動売買の「トラリピ」をやったことがあったので、グリッドトレードという呼称こそ知らなかったものの、その手法自体は当時知ることができました。これは大前提ですね。

配当金目当てで買った株の株価が利回り以上に動くことへのモヤモヤの解消

かつての私は、配当利回りが高い株を買って、「長期的には株価も少しくらい上がって配当額も増えて、いずれは優雅な配当生活だー」などと思っていました。

しかし、当たり前ですが株価は動きます。それも、配当利回り(たとえば5%とか)なんて目じゃないくらいに動きます。

株価が5%以上上がったのであれば、そこで利確して下がるのを待つなり、ほかの株を買うなりすればいいのかもしれません。しかし、「配当金目当てで買ってる以上はガチホが正義(※これが正しいとは言っていません)」みたいな感覚が邪魔をして、何となく売ることができないまま株価が下がって元の位置に戻るなんてこともしばしば。

これは配当金目当てで株を買うからには避けられないことと理解しつつも、モヤモヤが常に付きまとっていました。

でも、グリッドトレードであればこれが解消できるんです。

いい株を見つけても下がる(上がる)まで待てないモヤモヤの解消

「これはいい!」と思った株でも、割高な時に買っては旨味が少ないです。また、いい株を安く買えたとしても、上がるまで持っていられなければやはり利益は出せません。

そんなことは頭では分かっているはずなのですが、実際には「いい株を見つけると、割高なタイミングであってもついつい買ってしまう」「いい株を買ったはずなのに、(ほかの株に目移りするなどして)上がるまで持ち続けられず、上がる前に売ってしまう」といったことをよくやっていました。

売った後にその株の株価がどんどん上がっていくなんて、ほんとあるあるですよね。

でも、グリッドトレードであればこれも解消できるんです!

上がって売れず下がって買えないモヤモヤの解消

私は利益確定が下手でして。まあ利確ラインをちゃんと考えていないのが悪いっちゃ悪いのですが、株価が上がっていくともっと上がる気がして持ち続けちゃうことが多かったです。そしていつかは株価が天井を打ち、見事に利確のチャンスを逃すのでした。

一方で、株価が下がった時は割とビビらずに買うことができていました。とはいえ、「上がって売れない」のとセットな気がするので、「下がって買えない」もモヤモヤに入れておきます。

でも、グリッドトレードであればこれも解消できるんです!!

キャッシュフローがほしいという願望の実現

そもそも配当金目当ての投資を始めたのは、少額でもいいから安定したキャッシュフローがほしかったからです。配当金目当てで株を買っていれば、株価の変動で評価額が上下することはあっても、基本的には配当金という形でキャッシュが入ってきます。

安定的に売買益を出す自信がなかったこともあり、キャッシュフローのほしさが配当重視のスタイルでいた期間が長かった理由です。

でも、グリッドトレードであればこれが実現できるんです!

なんなら高利回りのほうがいいという願望の実現

新しい投資法(グリッドトレードとか)を試すとして、リスクが配当金目当ての投資(よさげな高配当株を原則ガチホ)と同等なら、それより利回りが高いほうが望ましいですよね。

本当はバックテストをしっかりしたほうがいいと思うのですが、いきなり試してみちゃいました。その結果、「どうやらグリッドトレードのほうが利回りが高そう」という結論に至りました。

そう、グリッドトレードであれば高利回りも実現できるんです!!

ここまで挙げてきた事柄が、グリッドトレードであれば一気に解消・実現できると気づいたことで、株のグリッドトレードをする至ったというわけです。