グリッドトレードとは
グリッドトレードとは、値動きのあるモノに対して、あらかじめ決めておいた間隔でポジションを取り、「上がったら売り、下がったら買う」を繰り返すトレード手法です。多分。正直なところ厳密な定義は知りません。海外ではGrid Tradingと呼ばれているそうです。
主にFX(最近では仮想通貨も?)がグリッドトレードの主戦場だと思われ、私がかつて使っていたFX自動売買の「トラリピ」もグリッドトレードに含まれます。
グリッドトレードは「上がったら売り、下がったら買う」を繰り返すので、適度に値動きがあり、かつレンジ相場を形成している場合に成果が出やすいです。
逆に、一方的な上昇相場や下落相場はやりづらいです。最初の計画が甘いとロスカットになる可能性もあります。
株のグリッドトレードとは
先ほど説明したグリッドトレードをFXではなく株でやろう!というのが「株のグリッドトレード」です。
でも、グリッドトレードはレンジ相場のほうが適しているので、「業績予想の上方修正が出て株価が急騰」してしまったり、「粉飾決算が発覚して株価が急落」してしまったりする可能性がある株よりも、2種類の通貨のバランスで価格がレンジ相場を形成しやすいFXのほうがグリッドトレードに向いていると思いますよね。
おそらく一般的には株よりもFXのほうがグリッドトレードに向いているでしょう。しかし、後述しますが、株のグリッドトレードにも有利な部分がありますし、株のグリッドトレードのほうが向いているという人もいるはずです。実際に、私はFXのグリッドトレードではなく株のグリッドトレードという道を選んでいます。
ところで、グリッドトレードのような手法を指す言葉としては、ほかにもリピートトレードやリピート系、リピート注文などがあるようですが、いずれにしてもFXを前提としているようで、「株のグリッドトレード」を指す言葉は見当たりませんでした。
こういうのは言葉を作ったもの勝ちなところがあるので、いいフレーズが思いついたら勝手に呼称しようと思っています。